【元日本リーガーが解説】ソフトボールでセーフティバントが決まる方法

未分類

ソフトボーラー舜です。!

<br>

セーフティバントが試合や練習で決まらない。。。

セーフティバントがボールに当たらない。。。

ソフトボールでセーフティバントを成功させるのは

なかなか難しいですよね?

そんな方へソフトボールでセーフティバントが成功する方法をまとめました!

大学ソフトボールインカレベスト4、日本リーグでもプレーをし、
ヒットがほとんどセーフティバントのソフトボーラー舜が、

一番成功確率が高いセーフティバントのやり方

ソフトボール初心者にもわかりやすい様に解説していきます!

野球とソフトボールのセーフティバントの違い

中学校から高校まで野球を経験した後、

大学から社会人リーグまでソフトボールを経験した筆者が考える

セーフティバントでの野球とソフトボールの違いが2つです。

①ボールが重い

。。。。

本当に重いんです!!泣

軟式野球のボール・・・直径:69㎜、重さ:129g(M号球)

軟式ソフトボールのボール・・・直径:90㎜、重さ:163g(2号球)

野球出身の子がソフトボールでバントをすると、

ほとんどがボールの重さに負けて

ファールになったり、フライが上がったりします。

更にソフトボールの中で、

硬式ボールとゴム(軟式)ボールの違いは、

硬式ボールはバットに当たる衝撃が強いですが、

ゴムボールに比べて、弾きが良いです。

ゴムボールはバットに当たる衝撃は少し弱いが、

硬式ボールに比べて、弾きが悪いです。

②守備側のバント処理が恐ろしく速い

野球でのセーフティバントの転がす場所の定石である

『サードの前に転がしてセーフになる』

 これが通用しません。

なぜなら、

野球のサードは、バッターの遠い守備位置にいるのに対し、

ソフトボールのサードはバッターの近くにいますし、

バッターがセーフティバントをするのを察した瞬間、

親の仇を取るかのように猛ダッシュとプレッシャーをかけてきます。

野球のようにサード前にセーフティバントで転がしても、

待ってましたかのように余裕でアウトになります。

ソフトボールのセーフティバントにおいて、

サードとファーストにとって嫌な場所に打球を転がしましょう。

それでは、

今からセーフティバントの方法を説明していきます!

転がす場所はキャッチャー前!!

先ほど言ったように、

サードとファーストにとって嫌な場所である、

ソフトボールのセーフティバントで一番成功率が高い

ボールの転がす場所はキャッチャーの前です!

理由は、セーフティバントの打球処理をするのは、

ほとんどがサードとファーストの仕事だからです。

特にサードに関しては、

セーフティバントを試みると、

鼻息を荒くして全速力でバッターの方に走りこんでます。

終いには、バッターがボールを見逃しても、

バッターの近くでうろうろしてプレッシャーをかけてきます!

ですので、ファースト方向にバントしない限り、

ピッチャーの前の打球でもキャッチャーの前でもサードがバント処理をやってきます!

そのサードが一番バント処理をしにくいのが、

打球を殺したキャッチャー前のセーフティバントなのです!

サードからすると、

守備位置から遠いし、捕った後も投げにくいしの二重苦なのです。

キャッチャーは捕らないの~?

キャッチャー前に転がしても、ほとんどのキャッチャーは処理しません。

何故ならキャッチャーは、バント処理はサードとファーストのと思っているからです。

ですので、セーフティバントで一番成功率の高い転がす場所は、

キャッチャー前なのです。

バットの持ち方

キャッチャー前に打球を転がすセーフティバントでは、

とにかく打球を殺す必要があります。

どうしたら打球が殺せるの~?

左バッターであれば、

左手のバットを持つ位置を出来るだけ

バットの芯の近くでバットを握る必要があります。

簡単にいうと、

  • 左手の位置がグリップ側に近いほど打球が強く転がり、
  • 左手の位置がバットのトップに近いほど打球が転がりにくくなります。

理由としては、

左手の位置がグリップに近ければ近いほど、

バットが本来の力を発揮して、打球が飛びやすくなるからです。

よって、

左バッターであれば、

左手をトップの近くに持ち、打球を殺す準備をしましょう!

しかし、

左手をトップに近い場所に持てば、バットの操作性が難しくなります。

ですので、練習の中で自分の適性な左手の位置を決めてください!

右手の位置は添えるだけですが、

あまりに左手の位置に近いと、

バットのヘッドがキャッチャー方向に傾くので、

左手から結構離すのがベストでしょう。

左手の位置も練習しながら決めていきましょう!

どのタイミングでバントモーションをはじめたらいいの?

セーフティバントはバッテリーを含めて相手守備に意表をつく秘技です。

セーフティバントの始動のぎりぎりまで

『俺はバントをせずに打ちます!』

の雰囲気を出してください!


私は、バントをする前にフルスイングをして打席に入ってました。

打席に入る前から相手との駆け引きは始まってますよ!

そして相手ピッチャーの投球モーションが始まって、

ギリギリまで我慢してください。

どのタイミングでバントしたらいいの~?

練習や試合で試しながら決めてください!

セーフティバントの失敗は成功への宝です。

セーフティバントの始動のタイミングは、

内野手の反応は関係なく、

セーフティバントを安定的に成功できるギリギリのタイミングで

バントモーションの始動を始めてください。


足のステップはどうしたらよいのか

足のステップはどうしたらいいの~?

足のステップと体重移動はとても大切です。

足のステップと体重移動が上手くいけば後はバットにボールに当てるだけです。

その中で頭で理解するべきポイントがあります。

・左手の移動と同じタイミングに左足を踏み込む

左バッターであれば、

まずバットを構え始める前に、

右足をピッチャー方向にステップします。

そして、バントを構えると同時に、

左足をホームベース方向にステップしましょう!

・外角低めを想定して足をステップする

外角低めを想定して足のステップをステップしましょう。

その理由は2つあります。

まず一つ目が、
ピッチャーが投げる球で、一番多いコースが外角低めだからです。

”私の経験談ですが、
左バッターの小技系(セーフティバントやスラップをするバッター)には、
初球は大体、外角低めでストライクを取りに来られてました。

相手バッテリーも初球は外角低めで様子を見てくる傾向にあります。

2つ目は、

試合になるとどうしても重心が一塁方向にいきがちだからです。

セーフティバントをどれだけ練習しても、

試合になると、どうしてもセーフになりたい気持ちが高まり、

一塁方向に重心が逃げがちです。

なので、外角低めを想定しておけば、

バントをする瞬間でもしっかり体重がバットに乗って、

しっかりとした打球が転びます!

・バッターボックスの前の方でバントをする

上の画像のように

打球をキャッチャー前に転がすバントにおいて、

打席の前の方でバントする方が

圧倒的にフェアゾーンにボールを転がす範囲が広いです。

デメリットとして、

ピッチャーとの距離が少し近くなり、体感スピードは速くなりますが、

筆者の考えとしては、

ピッチャーに近づく不安

よりも

バントが成功する範囲が広がる安心感

を優先します。


ボールに負けないために気を付けること

バントモーションを始めた後、

足のステップとバントを構えてから。。

大事になるのはバットに当たる瞬間です。

大切なポイントが2つあります。


①左ひじを鋭角に保つ

1つ目は左ひじを鋭角に保つことです。

左手を芯の近くで持つことにより、

バットの反発が無くなった分、

ボールの重みが何倍もインパクト時にあります。

左ひじを鋭角に保つことにより、ボールにより負けにくくします。

秘訣はバットに顔を近づけることです!


例えば、

腕相撲で力を発揮するとき、

ヒジを鋭角に保つと、

力が発揮されますね?

コツは顔をバットに近づけることです!

ボールがバットに当たる瞬間は、

ボールの重さがバットに伝わるので、

負けないようヒジを鋭角に保ちましょう!

②バットを強く握る

バットがボールに当たる瞬間に

バットを強く握ると、

ボールに負けにくくなります。

しかし、早めから強く握ってしまうと、バットを動かしずらくなるので、

必ずボールが当たる少し前からです!

以上の2つを意識して練習から初めてみましょう!

練習方法

セーフティバントを試合で成功させる練習方法は、

速いボールをより多く練習することです。

そして何よりも大切なことは

一球一球試合を想定して練習することで、

バントをして理想の打球を転がした後、

一塁に全力疾走をする

以上を考えて練習しましょう!

練習方法は以下の通りです。

・ピッチャーから練習

もしあなたがチームに所属しているのであれば、

ウインドミルができるチームメイトやコーチに練習相手をしてもらってください。

そうしてもらえば、

ピッチャーが投球モーションに入って

このタイミングで、セーフティバントの構えすれば

安定的に成功する!という感覚がわかります。

・バッティングマシンマシンで練習

バッティングマシンでの練習も効果的です。

バッティングマシンではスピードが速いボールが練習できるので、

実際に試合でピッチャー投げるボールの重さがより実践的でしょう。

・座った状態で上手投げで投げてもらう

練習相手がウインドミルが投げれない。。

バッティングマシンを使った練習ができない。。

そういった方は、

座った状態で上手投げで投げてもらいましょう!

座って投げてもらうことにより、

実際に試合でピッチャー投げるボールの軌道になり、

上手投げでなげてもらうことにより、

実際に試合でピッチャー投げるボールのスピード感になり、

効果的な練習になるでしょう。

結論

ソフトボールにおいて、

セーフティバントを決めれて確実に出塁出来る選手は、

とても貴重な選手です。

実際に私も、

大学時代、全日本インカレの絶対で負けたくない試合で、

チームメイトがヒットがなかなか打てなく1点を取ることが遠い状況の中、

セーフティバントを決めて、試合の状況を一変させることででき、

結果的に逆転勝ちを収めた試合がありました。

相手からなかなか1点が取れない試合や場面で、

セーフティバントを決めることで、

相手守備やバッテリーに動揺を与えて、

状況を一気に変えることができます。

皆さんも練習してはいかがですか?

enjoy softball!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました